番組を2回途中退場したTVアナウンサーが安定期前に妊娠を発表したニュースを見て、働く女性が周囲に妊娠を告げるタイミングについての思いを書き綴ることにした。
日本で「安定期を過ぎたら伝える」風潮になってきたのは、ご懐妊のニュースの影響が大きいのではないかなと思う。
さらには、自分の身近なところで流産したという話を聞くと、より「安定期を過ぎてからの報告が無難」志向が強くなる。
妊娠したからって無事に出産までたどり着ける訳ではない。
それはそうなんだけれども。
安定期に入ったからって安定する訳でもない。
減点方式から考える発想は国民性なのだと思う。
どうかもっとポジティブにマタニティライフを過ごして欲しい。
妊娠に気づいたら、なるべく早いタイミングで、まずは職場でも仲の良い同僚に伝えておくと良い。何人かが知っているだけで精神的に楽になる。
それに仕事している女性の場合、自分のポジションに穴が空く訳で、安定期と呼ばれる5ヶ月以降から産前休暇に入るまで3ヶ月くらいしかない。
組織の人員計画は年に一度、多くても半期に一度。
3ヶ月前の報告では遅すぎる。
早期にメンバの状況が把握できることは会社にとっても組織にとってもメリットしかない。
転職と違って妊娠&出産による休職は前向きな戦線離脱なので躊躇わずに上司にも早めに相談を。
私の場合、上司(男性)に伝えたら、意外にも上司が喜んでくれて、それ以降の会話がまるで変わってきたという体験がある。
自分が妊娠していることを極力知られたくない人でも、上司と近しい同僚には報告を。
ひとりで抱え込まないで少しでもストレスのない楽しいマタニティライフを過ごせるよう祈っています。
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