しかし出産というものはすごいものだ
産んだら翌日から「3時間おき」の生活が普通に始まる
夜中の0時、3時、6時
と言ってもはじめから「3時間おき」が成立するわけではなく
その子次第
我が子は生後3日目から「1時間おき」の生活
1時間おきに泣いて、おっぱいを求める
夜中の孤独な作業の始まり
カラカラと赤ん坊を台車に乗せて
授乳室へ向かう
夜中の授乳室は他のママと会うこともあるけれど
声をかけられるほど元気がないように見えることもあって
お互いがお互いの赤ちゃんと1対1で向き合っていることが多い
その空間に流れる音楽が
ジブリの音楽
・・・めっちゃ癒される・・・
お産は「神秘」すぎて自分の中で起きたことが理解できなく
しかも科学的に体内のホルモンバランスが目まぐるしく変化する中で
久石譲の音楽は涙腺を刺激する
まだ起きてないことも含めて走馬灯のように
「生きるとは何か?」について思いや考えが止まらなくなる
アランメンケンの音楽に触れると「愛」に触れるような体験とは異なって
久石譲の音楽は宮崎駿の映画から受ける印象もあって「生命」に触れるような体験
果てしない
そうこうしているうちに窓の外が明るくなって朝を迎える
今の私には久石譲の音楽がmedicine
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