今日は妊娠判定日。
結果は、ダメでした。
hCG 0.2
今日がこんなにも秋晴れの美しい日でも、
いい夫婦の日でも、ダメでした。
家族と喜びを分かち合おうと、家族を連れて出かけてきて、ダメでした。
今のクリニックは家からかなり遠いので、小旅行気分なのですが、ダメでした。
あぁ、何がダメだったかなぁ。
自転車激しく漕ぎまくっていたのがダメだったかなぁ。
今週は皆に会わず、終日リモートワークだったのがダメだったかなぁ。
今までなんの努力もしてこなかった私がダメなのかなぁ。
iPhone 12とか買ってる場合じゃなかった。(涙)
これからもっとお金かかるぞ。
「うまくいく」という感覚より、「ああダメかもな」っていう感覚の方が強くてね。これはもう仕方ないね。こんな塩梅の自分なのだから。
あの先生の移植じゃ、うまくいかないわ。って、1ミリ以上思ってました。こういうのは信頼関係も大事だから。
この先生から「ダメでしたね」って言われるの、前もそうだったから、また聞くなんて、本当にショック。
そんな先生と、ごく普通の会話をしていると、先生なりに励ましてくれてるのが分かって、ゼロになった信頼関係が、再び、積み重なっていく。
私は、先生が誰よりも患者に寄り添い、休みも返上して、不妊に向き合っていること、知っている。
今までに3回移植して
① 最もグレードが良かった胚盤胞をハッチング加工して移植してNG
② 次にグレードが良かった分割胚を何の加工もしないで移植して長男を授かり
③ 4年ぶりに凍結していた最後の一つの胚盤胞をハッチング加工して移植してNG
グレード、胚盤胞、ハッチング加工、妊娠率が高いこの3条件を前にしても、授からず、3つの中では、理論的には最も確率が低い受精卵が健やかに成長して、今元気に大好きな恐竜の話をしている。
妊娠を希望する女性としては高齢とみなされる部類なので、若ければこの結果は違ったかもしれない。
いかに息子が奇跡の存在なのか、生きる力を持って生まれてきたのか、改めて感動する1日でした。
ひとりでもこうして目の前にいるので、心は救われる。お金はかかるけど。
凍結し続けている受精卵を迎えにいかないとっていう義務感から解放された日でもある。
この1週間感じてた下腹部の痛みは生理前の痛みだったということで、妊活は to be continued。
誰も何も悪くない。
これは単に確率のお話だから。
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